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【連載】隣国カンボジアの“今”

9月1日
読了時間: 7分

更新日:10月2日

第7回 バドミントンだけじゃない?最近のプノンペンで増えているスポーツと休日の過ごし方

ベトナムの隣国、カンボジアから
ベトナムの隣国、カンボジアから

2026年 3月 5日からKBC-LINK編集部よりベトナム在住日本人の皆さまへ向けて、隣国カンボジアの “今” をお届けする連載がスタートしました。今回は第7回目。


現地で6年勤務されている銀行のジャパンデスク担当者の視点から、実務と生活の両面で見えるリアルな情報をお届けします。


「カンボジアで休日って何しているんですか?」日本から来た方に聞かれることがあります。私がカンボジアに来た6年前は、休日の過ごし方というと、カフェに行ったり、買い物をしたり、飲みに行ったり。スポーツをするならゴルフやバドミントンというイメージがありました。特にバドミントンは、屋外でも室内でもできるので、カンボジアの人にとって身近なスポーツという印象があります。私の個人的なイメージですが、少し裕福なカンボジア人が休日に楽しむスポーツとして、バドミントンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

ところが最近、数年前には今ほど身近ではなかったスポーツを楽しめる場所がどんどん増えています。私自身もその流れに乗っていて、ここ最近は週2回ピラティス、週2回ピックルボールを楽しんでいます。仕事以外にも予定が増えて、「最近忙しいな」と思うこともありますが、こうやって新しいものが次々とできていくのは、プノンペンで暮らしていて面白いところの一つです。

 

独立記念塔が見えるピラティススタジオ
独立記念塔が見えるピラティススタジオ

少人数でじっくり。プノンペンで増えているピラティススタジオ

日本でも人気がありますが、プノンペンでもここ最近、スタジオがかなり増えているように感じます。Google Mapsで「Pilates」と検索してみると、プノンペンのいろいろな場所にスタジオが見つかります。私が通っているところもそうですが、2~6人程度の少人数クラスが多く、1時間程度のレッスンを1人15ドル前後で受けられるところもあります。

まだ先生の数がそこまで多くないのか、同じ先生が午前中はあるスタジオ、午後は別のスタジオで教えていたり、先生が別のスタジオへ移ったりということもあります。

「この先生、前は別のところにいたよね?」という話も、プノンペンでは意外とよくあります。

新しいスタジオができる一方で、そこで教える人材もこれから増えていくのかもしれません。

 

ピックルボールのコート(室内)
ピックルボールのコート(室内)

今、私が一番ハマっているのはピックルボール

そして、最近私が一番ハマっているのが「ピックルボール」です。日本ではまだ知らない人も多いかもしれませんが、テニスと卓球、バドミントンを少しずつ合わせたようなラケットスポーツです。ルールもそこまで難しくなく、初心者でも始めやすいのが特徴です。

ピックルボールのコートは、完全な屋内というより半分屋外・半分屋内のようなところが多く、雨の日でもプレーできます。最近はプノンペンのいろいろな場所にコートができていて、Google Mapsで検索してみても、以前にはなかった数の施設が出てきます。

料金も比較的手ごろで1つのコートのレンタルは、1時間12~15ドル程度です。ラケットを持っていなくても、1~3ドル程度でレンタルできる場所もあるので、最初は手ぶらで行ってみることもできます。

 

一人で行っても遊べる「Social」や「Walk-in」が面白い

個人的に一番面白いと思っているのが、「Social」や「Walk-in」と呼ばれる仕組みです。決められた時間に行くと、その場に来ている人たちとランダムに組み合わせてゲームをすることができます。場所によっては、時間無制限で5ドル程度で参加できることもあります。

ちなみにコートによって、ボールを1個だけ貸してくれるところもあれば、大量のボールを自由に使わせてくれるところもあります。 後者は、ひたすら練習したい「コソ練」にも向いています。 こういうところにも、それぞれの施設の個性が出ていて面白いです。

 

ピックルボールは「趣味」から「競技」へ?

私の周りで流行っているだけかと思っていたら、実際にはもっとピックルボールが広がっています。今月は、プノンペンで20か国以上から選手が参加する国際大会も開催されています。

私が友達と「最近ピックルボール流行ってるよね」と話していたものが、いつの間にか国際大会まで開催されていて、あっという間に新しい施設ができています。

 

「休日の選択肢」が増えている

ピラティスもピックルボールも、私がカンボジアに来たばかりの頃には、今ほど身近なものではありませんでした。それが今は、仕事が終わってから「今日はピックルボール」、別の日には「ピラティスに行こう」と選べるようになっています。もちろん、昔からカンボジアにあったスポーツや娯楽がなくなったわけではありません。

カンボジアは、実際に暮らしていると、「発展している」というより、「新しいものがどんどん追加されている」という感覚の方が近いかもしれません。新しいカフェができて、新しいレストランができて、新しいサービスが始まって、今度は新しいスポーツが流行る。

仕事以外の予定がこんなに増えるとは、少し前までは思っていませんでしたが、運動をする習慣ができたことだけでなく、そこで新しい人に会ったり、「こんな場所ができたんだ」と新しいプノンペンを知ったりすることも楽しいです。

 

カンボジアでの休日の過ごし方は、私が住み始めた6年前より確実に選択肢が増えています。

プノンペンに来たときは、カフェや観光地だけではなく、ちょっと体を動かす時間を入れてみるのもおすすめです。

 

飯田さんの耳よりカンボジア情報:


■ ピラティスが集まるエリアはどこ?

新しいスタジオが集中しているのは、外国人駐在員が多く住むBKK1(ボンケンコン1)エリアと、開発が急速に進むToul Kork(トゥールコック)エリア。プノンペンに来たばかりの方が「まず体験してみたい」という場合は、この2エリアを軸に探してみるのがおすすめです。


■ 実は、まだ新しいスポーツ。ピックルボール誕生の裏側  

カンボジアにピックルボールが初めて登場したのは2024年8月、Cambodian Country Clubでのことでした。同年12月には国内初の公式トーナメントが開催され、そこからわずか1年余りで国際大会が開かれるまでに急成長しています。飯田さんの記事にある通り、まさに「趣味」から「競技」へと駆け上がった、カンボジアで今一番勢いのあるスポーツです。


プノンペン市の主なピラティススタジオ と ピックルボールのコート(室内)
プノンペン市の主なピラティススタジオ と ピックルボールのコートの場所

KBC-LINK注目ニュース:

ABA銀行ジャパンデスクの飯田さんと読み解く「カンボジア経済の今」

■ スポーツ観光が熱い!進化するカンボジア市場

カンボジアで初の国際ピックルボール大会が開催され、世界約20カ国から選手が集まりました。カンボジアでピックルボールが初めて紹介されたのは2024年8月とごく最近ですが、わずか1年半足らずで国際大会開催にまで至ったスピード感は、この国のスポーツ市場の勢いを象徴しています。

同様の傾向は他のスポーツイベントにも見られます。例えば今年開催されたプノンペン国際ハーフマラソンには、43カ国から680人の外国人選手を含む合計5,241人が参加し、前年から4.6%増加しました。政府や民間による複合スポーツ施設への投資が進む中、スポーツをきっかけに人が国境を越えて集まる「スポーツ観光」は、健康・レジャー産業の拡大とあわせて、カンボジア経済の新たな成長エンジンとして注目されています。


■アジア初!ダナンでピックルボールW杯開催

ベトナムのダナンで2026年8月30日から9月6日まで「ハイネケン・ピックルボール・ワールドカップ2026」が開催。アジア初の開催となり、81の国と地域から5,000人以上の選手が参加予定です。賞金総額は50万ドルに上り、ブースが出展する市場イベントなども併催されます。ダナン市は国際スポーツ都市としてのブランディングをはじめ、観光や経済・文化交流の活性化に大きな期待を寄せています。


筆者プロフィール

 

飯田 麻美 

カンボジア在住6年目。

ABA銀行ジャパンデスクにて、日本人および日系企業のカンボジア展開に関わるサポート業務を担当しています。


金融実務の現場で見える経済の動きと、生活者として感じる街の変化。その両方の視点から、まだ知られていないカンボジアの面白さを発信します。


連絡先

電話:+855 70 630 801

次回(第8回)予告

銀行員・飯田さんの「???」を来月お届けの予定です。どんなテーマになるか、どうぞお楽しみに!

KBC-LINK編集部注記

※本記事は寄稿コンテンツです。

 口座開設や金融取引に関するお問い合わせは、必ず公式窓口へ直接ご確認ください。

A view of the Notre-Dame Cathedral Basilica of Saigon from afar

HCMC Exhibition This Month Schedule 2026

Dates
Exhibition Name
Description
URL
City
Site
09/30-10/3
VIBE 2026
Vietnam Interior & Build Expo 2026
https://thevibexpo.com/
HCMC
SECC
10/14 - 17
VTG 2026
Textile & Garment Industry Exhibition
https://vtg.chanchao.com.tw/en/VisitorInfo
HCMC
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10/21 - 23
VIETSTOCK EXPO & FORUM 2026
Feed, Live & Meat Industry Show
https://www.vietstock.org/
HCMC
SECC
10/21 - 23
GROWTECH VIETNAM 2026
Machineries, Equipment & Technology for Agriculture 2026
https://agriculture.vn/event/growtech-vietnam-expo-2026-international-on-machineries-equipment-technology-for-agriculture-78.html
HCMC
SECC
10/21 - 23
VIETNAM FOODTECH 2026
Food & beverage product machinery, equipment & technology 2026
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10/29 - 31
COFFEE EXPO VIETNAM 2026
Coffee, Tea and Bakery 2026
https://coffeeexpovietnam.com/
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10/29 - 31
K-Beauty Expo Vietnam & Saigon Beauty Show 2026
K-Beauty Expo Vietnam & Saigon Beauty Show 2026
https://saigonbeautyshow.com/fairDash.do?hl=ENG
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VIETRF 2026
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