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🇻🇳 今週のベトナム経済注目ニュース(2025年12月)

  • 執筆者の写真: KBC-LINK Editor
    KBC-LINK Editor
  • 1月5日
  • 読了時間: 3分

本記事では、2025年12月から2026年1月はじめにかけて発行されたベトナム経済関連ニュースの中から、日系・海外の中小企業および投資家が押さえておくべき重要トピックを10件厳選しました。いずれも信頼性の高い国内外メディアによる報道で、2026年以降の事業戦略や投資判断に直結する内容を中心に構成しています。

ベトナム経済ニュース10件


  1. 製造業PMI、2025年最終月も拡大基調を維持2025年12月の製造業PMIは50を上回り、景況感の拡大を継続。輸出受注と雇用が回復を下支えし、FDI流入も引き続き加工・製造業に集中しています。製造拠点の新設や増設を検討する企業にとって、短期的な需要環境を確認できる内容です。


  2. 2025年1〜11月のFDI実行額、過去5年で最高水準11か月累計のFDI実行額は約236億米ドルと前年同期比8.9%増。約83%が加工・製造業向けで、不動産がこれに続きます。世界的に投資が慎重化する中でも、ベトナムが選好先となっている点が際立ちます。


  3. ベトナム、東南アジア主要経済ハブとしての地位を強化FDI流入額で域内主要国を上回り、中国プラスワンの受け皿として存在感を拡大。高度製造、ハイテク、再生可能エネルギー分野への投資が目立ち、中長期的な拠点分散戦略を検討する企業にとって重要なマクロ動向です。


  4. FDI誘致政策、「量」から「質」への転換を明確化政府はFDI政策を質重視へとシフトし、ハイテク、グリーン、付加価値の高い分野を優先。技術移転や環境基準への要求も強化されています。技術力やESG対応を強みとする企業には追い風となる一方、低コスト依存型モデルには再設計が求められます。


  5. 2025年のGDP・FDI・貿易動向の総括2025年Q3のGDP成長率は8%超と高水準を維持。FDIは10か月で315億米ドルを超え、その6割以上が製造業向けでした。参入タイミングやリスク評価を行ううえでの基礎データとして有用です。


  6. 農林水産物輸出、過去最高の700億米ドルに到達コメやコーヒー、水産物を中心に高付加価値化が進み、加工施設は8,000超に拡大。深加工比率も30%を超えました。食品OEM、包装、冷凍・保管、物流関連ビジネスにとって具体的な機会を示唆しています。


  7. 農業・環境分野、2026年に向けた成長戦略を提示2026年のGRDP成長率目標は4.33%以上。「エコ農業」「近代的農村」を掲げ、スマート農業、農業DX、環境技術の導入を推進。関連機器やIT、サービスを提供する企業にとって政策追い風が期待されます。


  8. 医療保険カバー率95%超、医療セクター改革が加速医療インフラ指標は多くが目標を達成。大病院の第2キャンパス開設や、2026年以降の制度改革が進行中です。医療機器、病院向けIT、遠隔医療、ヘルスケアサービスなど幅広い分野で投資余地が示されています。


  9. 2026年施行の賃金・税制・医療報酬改定最低賃金の引き上げ、個人所得税の一部軽減、医療従事者の待遇改善などが2026年1月から順次実施。人件費前提の見直しが必要になる一方、消費購買力や医療関連市場の拡大も見込まれます。


  10. 国家ロジスティクス戦略と投資機会物流市場は2025年約520億米ドル規模、2030年には720億米ドル規模に拡大予測。スマート倉庫、コールドチェーン、ECフルフィルメント、デジタル物流が重点分野とされ、製造業・EC・不動産・IT企業にとって戦略的検討材料となります。


これらのニュースは、ベトナム政府発表、主要経済メディア、専門調査機関の情報をもとに整理しています。製造業を中心としたFDIの継続、農業・医療・物流分野での構造転換が同時進行しており、2026年以降を見据えた事業戦略の再設計が重要になる局面といえます。

編集・要約:KBC-LINK編集部(独自の視点と現地の空気感を踏まえて構成)

 
 
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