【新連載】隣国カンボジアの“今”
- 3月5日
- 読了時間: 3分
第1回 6年で変わったプノンペンの風景

2026年 3月 5日からKBC-LINK編集部よりベトナム在住日本人の皆さまへ向けて、隣国カンボジアの “今” をお届けする連載がスタートします。
現地で6年勤務されている銀行のジャパンデスク担当者の視点から、実務と生活の両面で見えるリアルな情報をお届けします。
はじめまして。カンボジア、プノンペンにて ABA銀行ジャパンデスクを担当しております飯田と申します。このたびご縁をいただき、ベトナム在住の皆さまに向けて、隣国カンボジアの “今” をお伝えする連載をスタートさせていただくことになりました。現地で働き、生活して今年で6年目を迎えます。カンボジアといえばやはり世界遺産のアンコールワットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実務の現場と日常の両方から見えるリアルなカンボジアの情報をお届けできればと思っています。
■ 6年前と現在の街の変化

「カンボジアはこれからの国ですね」と言われることがよくあります。確かに、私が初めてプノンペンに来た6年前と比べると、街の景色は大きく変わりました。
高層ビルやコンドミニアムが増え、大きな道路は整備され、高速道路が完成し、カフェやレストランの数も格段に増えています。主要エリアでは警備体制も強化され、夜間も人通りのある地域では落ち着いた雰囲気です。
■ ベトナムとの交通事情の違い
私も何度かベトナムを訪れたことがありますが、両国を比べると印象的なのは交通量の違いです。ベトナムの都市部ではバイクや車が溢れ、常にエネルギーが全開な印象です。一方、プノンペンはまだそこまでの密度ではありません。ここ最近車の数は増えてきているものの、街全体の混雑度はベトナムほどではない印象です。
■ 加速するキャッシュレス化
その違いは日常にも表れています。配車アプリで車を呼ぶと、カンボジアでは比較的すぐに到着することが多い一方で、ベトナムでは時期や時間帯によっては10分以上待つこともありました。経済規模や人口の違いが、そのまま街のスピード感に反映されているようです。
■ 若い国が持つこれからの可能性
とはいえ、カンボジアも確実に変化しています。銀行アプリ直結のQRコード決済の普及により、スマートフォン一つで支払いが完結する場面が増えました。最近では市内で電気自動車も見かけるようになり、次の段階へと進んでいるように感じます。平均年齢が20代という若い人口構成を背景に、これからどのような形に成長していくのか、その過程に立ち会えることが、カンボジアで働く面白さでもあります。
隣国でありながら、まだ情報の少ないカンボジア。この連載を通じて、観光や生活、そしてビジネスの側面まで、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
筆者プロフィール

飯田 麻美
カンボジア在住6年目。
ABA銀行ジャパンデスクにて、日本人および日系企業のカンボジア展開に関わるサポート業務を担当しています。
金融実務の現場で見える経済の動きと、生活者として感じる街の変化。その両方の視点から、まだ知られていないカンボジアの面白さを発信します。
連絡先
メール: oriental_desk@ababank.com
次回(第2回)予告
銀行員の飯田さんお気に入りの「プノンペンで私が好きなローカルな風景」を来月お届けの予定です。お楽しみに!
KBC-LINK編集部注記
※本記事は寄稿コンテンツです。
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