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「スマホに時間を奪われる」時代に、読書時間を買い取るHCMCにあるカフェの挑戦
~読書の秋に考える、新しい文化ビジネスの形~ 読書離れが進む日本社会に、ホーチミン発のユニークな “読書推進カフェ” が問いかけるもの 読書週間( 10 月 27 日 〜 11 月 9 日 )を迎える今、改めて「 本を読む時間 」を見つめ直したい。ベトナム・ホーチミン市のカフェ「 Sam-Art Books & Coffee 」では、読書100時間を達成した来店者に報酬を進呈するというユニークなプログラムを導入し、話題を集めています。 日本では、スマートフォンや SNS の普及により、若者を中心に読書離れが急速に進んでいます。文化庁の 2023 年度「 国語に関する世論調査 」によると、1 か月に 1 冊も本を読まない人が 63% に達し、過去最多を更新。「 読書量が減っている 」と答えた人も 69% に上り、その理由の多くが「 情報機器で時間を取られる 」ことでした。 SNSの短い投稿や動画に囲まれ、腰を据えて本を読む時間が減る中で、「 深く考え、内省する時間 」が失われつつあります。この傾向は子どもや若者だけでなく、大人にも広がっており、
10月30日読了時間: 2分
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